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工事のこだわり
Commitment to construction

工藤建築環境設計室は、図面を実際の家として建てる工事にも強いこだわりを持っています。
設計事務所だからこそ可能な、価格の透明性が望めるCM分離発注方式での家づくりと、
建築基準法で定められた工事監理を正しく行うことで、住宅の完成までしっかりと監理し完遂しています。

01.工事監理について

工事監理とは建築基準法で定められた、建築士が行う業務の一つです。
具体的には設計図面通りに施工されているかを監理者が確認を行う業務です。
当然、木造住宅であっても建築士である監理者が、監理を行う必要が御座います。

しかし、実際には建築士である監理者が監理を行う建物は非常に少ないです。
建売り住宅などは、建築確認申請を行った下請けの建築士が監理者を兼務することが多いです。
この場合の監理者は、建築基準法に定められた最低限の検査の立会いを行うのみです。
これを監理と言えるでしょうか?工藤建築環境設計室のは以下の工程・項目において検査を行ない、工藤建築環境設計室では建築の専門家である第三者機関に検査報告を行い、検査のピアチェックを行っております。

1、地盤調査:地盤の状態を確認し、必要に応じて杭工事や地盤改良を検討する。

2、設計GLの確認:道路と計画建物の高さ関係を確認・指示を行う。

3、地盤改良・杭工事:改良杭の長さや本数の確認を行う。

4、基礎鉄筋:鉄筋の径・本数・継手・定着・コンクリートかぶり厚さ等の確認を行う。

5、基礎型枠:アンカーボルト・ホールダウン金物の位置や本数、埋込長さの確認、配管すスリーブの位置や高さ、口径の確認を行う。

6、コンクリート:配合・強度の確認。養生期間の確認を行う。

7、基礎精度確認:基礎立上りの仕上がりレベルの確認を行う。

8、以降の工程についてはホームページ更新中です。しばらくお待ち下さい。

02.価格の見える家づくり、CM分離発注方式に対応

CM分離発注方式は、新築はもちろん、リフォームにおいて従来のようなハウスメーカーさんや工務店さん、リフォーム会社さんなどの『一括請負業会社』に依頼するのではなく、施主さんが直接『専門工事会社』と契約・発注を行って建築を行う家づくりの方法です。
中間マージンをカットし『価格の透明化』・『工事の透明化』を行うことで、コストダウンが可能な発注方法ですが、ネット上には様々な噂もございます。

工藤建築環境設計室では、安心してCM分離発注方式をご利用いただけるよう、CM分離発注ネットワーク「株式会社 イエヒト(オープンシステム)」に加盟することで、施主さまは様々なサポートの元、家づくりを行っていただける体制になっております。
「株式会社イエヒト」では、オープンシステム補償制度が設けられており、工事中および引き渡し後の様々なリスクについて、大手損害保険会社との間で各種損害保険契約を締結し、包括的な補償で家づくりをサポートしています。

CM分離発注方式について詳しくはこちらをご覧ください

03.工事についてよくいただくご質問

一般的にお家を建てる時には、工務店さんやハウスメーカーさんに工事を依頼をする事が多いと思います。
ここで重要なのは、実際に工事を行っているのは、工務店さんでも無く、ハウスメーカーさんでも御座いません。
実際に工事を行っているのは大工さんや水道屋さん、電気屋さんなどの専門工事業者の方々です。
木造住宅の場合、実際に工事をされる専門業者さんは約20社の専門業者さんです。
工務店さんやハウスメーカーさんに工事を依頼した場合、この専門業者とお会いし、お話をする機会は殆ど御座いません。(事情により、施主さまと専門業者さんにあまり接触してほしくないと考える工務店さんやハウスメーカーさんもおられます。)
工藤建築環境設計室が採用しているCM分離発注方式(オープンシステム)では、工藤建築環境設計室の監理の元、施主さまとお家を造る約20社の専門工事業者さんが直接契約を結びます。
契約を行う時は会場を用意し、施主さま・専門工事業者さん・工藤建築環境設計室が集まり、直接顔を合わせて契約を行います。
この事により、どの工事を誰が施工しているのかがわかる仕組みとなっております。
また、工事が始まると、施主さまにも工事の進捗を直接現場にて確認して頂き、専門工事業者さまと気軽に会話が出来る仕組みをとっています。

もちろん可能です。その場合は工藤建築環境設計室が立ち会いを行い、施工について詳しく解説させて頂きます。
この時にもし、施工に不具合があった場合なども、改善方法を含めてご説明させて頂きます。
何も問題が無く完成する建物は御座いません。重要なのは、その問題や不具合を適切に改善し、次の工程に進む事です。

工事現場の見学には危険が伴う時期が御座います。この為、工藤建築環境設計室が必ず立ち会い、安全の確認を行います。
家造りにおいて、工事中の現場を見学する事は、家造りの楽しみの一つだと考えております。
また、大人はもちろんの事、お子様にとっても貴重な体験だと思いますので是非、現場見学をして頂きたいですね。
万が一の事ですが、現場見学中に施主さまが怪我をされた場合にも対応出来る保険に加入致しております。

大丈夫です。その様な場合でもビジネスチャットを活用し、リアルタイムに現場の状況や進捗を知る事が出来ます。
ビジネスチャットとは、物件ごとにグループを作成し、工事に関わる全ての方を登録致します。
工藤建築環境設計室や専門工事業者さん(約20社)、もちろん施主さまも含めてです。
現場にて工事を行った専門工事業者さんは、その工事の内容・写真を必ずグループに報告を行う取り決めを行っております。
例えば、大工さんが『本日、天井下地の工事が完了致しました』とグループに報告した時、グループに登録された全ての方へ送信されます。
それを見て、電気屋さんがそろそろ配線の施工時期だと確認出来ます。
また、そのチャットに返信を行った場合も同様に全ての方へ返信チャットが届きます。
全ての方が全ての情報を共有する事が出来る仕組みとなっております。
ビジネスチャットを活用する事により、現場に行く事が出来ない場合でも、工事の進捗を把握する事が出来ます。
時によりビジネスチャットには、工事現場での問題点なども流れる事が御座います。
一般的に施主さまには知られたく無い事などは、工事サイドの関係者にて処理をされ、施主さまは知る方法が御座いません。
私は【現場での問題をどの様に解決したか】といった事はとても重要な事だと思います。
それらの事も施主さまに知って頂きたいと考えております。

設計事務所は設計・監理(設計図を元に工事を確認する業務)を業務とし、工事を請負う事が御座いません。工務店は工事を請負い施工を行う会社です。多くは無いですが、設計も行う工務店も御座います。

はい、可能です。今までにDIYをされた方は多数おられます。

土曜日は可能です。見学に来れなくても、チャットにてリアルタイムに工事の進捗や状況を写真付きで確認する事が可能です。