2016/06/30 | ブログ高槻市日吉台住宅改修計画

高槻市日吉台住宅改修計画【大工工事・防水工事・左官工事・住設機器工事・鋼製建具工事・屋根工事】

先週の水曜日と今週の火曜日に現場監理に行きました。

引き続き大工工事が進んでいます。


1,2階にそれぞれ断熱材を施工しました。

既存は無断熱だったので、これで温熱環境も改善されますね!


フローリングの施工が始まりました。

既存のフローリングに増し貼りをしていくのですが、既存の床がかなり傾いていました。

合板でパッキンをかまして、少しずつ削って水平にしていきます。

根気のいる作業です。

バルコニーに防水を施工しました。

既存がウレタン防水だったので、改修もウレタン防水で・・・。

ところが解体後の現場を見ると、既存の防水がボロボロ、立上りのモルタルも欠けていました。

とてもじゃないけど、カチオンでしごいたぐらいではどうにもなりません。

急遽大工さんに既存防水・下地を解体撤去してもらい、新築同様に新しく下地を作ってもらいました。

そこに防水工事のピコイさんに、勾配用のスタイロを設置してもらい、FRP防水を新設しました。


左官工事が始まりました。

防水紙を貼って、ラスを打ち付けます。

その後に、塗装下地となるモルタルを塗っていきます。

梅雨の時期とドンピシャで工程がかぶっています・・・。

雨の為、作業がなかなか進みません。

ユニットバスが施工されました。

サイズは1216サイズ(0.75坪)タイプです。

1216サイズとは、浴室の内法寸法が1.2m×1.6mということです。

オプションで浴槽から立ち上がる時用と浴槽に入る時に掴む用に、手摺を2ヶ所設けました。


サッシの障子が取り付きました。

1階は全て防犯ガラスです。

アルミと樹脂の複合サッシでもちろんペアガラスです。

一部分は既存の内窓を再取付けするので、アルミサッシの単板ガラスです。

右側の写真は和室なので、窓枠はヒノキの無垢材で大工さんが造作しました。

庇については雨漏りのリスクを高めるという観点から、既存の庇は全て撤去しました。

大屋根は瓦屋根で既存のままです。

建物が平面的・立面的に凹凸が多いので、板金の小さい屋根がいくつかありました。

板金の屋根は板金と下地を撤去して、下地からやり替えました。

板金の工事は井上板金工作所さんです。

板金の色は、落ち着いた色のブラウンにしました。