箕面里山平屋の家【大工工事、気密施工】
10日(水) 現場監理と気密処理を行うため現場へ行きました。
現場は大工工事が順調に進んでいます。
様々な構造用金物が施工されました。
こちらは『ホールダウン金物』といい、基礎と柱脚を緊結します。
基礎工事の段階からアンカーボルトを設置しているので、基礎と柱がしっかり緊結出来ます。
こちらの金物は柱と横架材(土台や梁等)の接合に使用します。
これらの構造用金物は柱の柱頭・柱脚に施工していきますが、様々な種類があります。
どの様にして金物の種類を決めているかと言うと・・・
そうです、構造計算です!(設計者によっては仕様規定で決めている場合もあります)
柱1本1本使う金物が違うなんて・・・、構造計算はやはり重要ですね。
間柱、窓台・窓まぐさが施工されました。
続いては、外部に面している羽子板ボルトの部分に発泡ウレタンスプレーを用いて断熱補強を行いました。
左の写真が元の状態。右の写真が断熱補強後。
硬化後に、丸くはみ出ている部分は切断します。
鉄は熱伝導率が高いので、熱が入りやすく逃げやすい。
少しの事ですが、しっかり断熱補強していきます。
気密性能を確保するため、外部の面材を施工する前に柱・梁などの面材のジョイント部分にパッキンを設置していきます。
面材を施工時にはこのパッキンを押しつぶす様にしっかり面材を押し当てて施工します。
今回は日本住環境㈱『PEパッキン20/40』を使用しました。
母屋と登り梁の隙間を気密処理していきます。
高気密住宅を目指しているので、しっかり丁寧に施工します。
コーキングでは処理が難しかったため、テープを使用しました。
今回は外部側からしか施工が出来なかったので、次回は内側から気密施工していきます。