2012/05/29 | ブログエコ住宅・住環境・温熱環境

木造住宅はエコな構造

本日は建物の構造が環境に与える影響についてお話致します。

建築の構造は主に木造・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)があります。

この3つの構造を比較した場合、建設時のCO2の排出量はS造やRC造に比べると木造は約半分になります。

また建物に必要な材料を製造する際のCO2排出量もS造やRC造に使用される鋼材・コンクリートなどに比べ、木造に使用される自然乾燥材は殆どCO2を排出しないのです。

木造はCO2排出量が非常に少ないエコな構造なのです。

また、木造に使う木材に国産材を使用することによって、外国から輸入する場合と比べて輸送エネルギーが少なくなります。

日本の森林を活性化させるためにも国産材の使用を増すことは有効な手段となります。

こうしたことで、日本の森林も元気になっていきます。