2012/03/27 | ブログエコ住宅・住環境・温熱環境

スマートハウスとは?

スマートハウスとは家庭内における『エネルギー消費を最適化する住宅』と位置づけられるようになり、注目を集めています。

具体的には『創エネ設備』・『蓄電池』・『スマートメーター』・『HEMS(ヘムス)』などの設備で構成された次世代住宅なのです。

『創エネ設備』とは太陽光発電などの電力を【創る】設備です。最近では太陽光パネルを設置した住宅も多く見られます。

『蓄電池』は大きなバッテリーを用い、太陽光発電などで創った電力を【蓄え】たり、安い夜間電力を蓄えて昼間に使うことで電気料金を抑えることができます。また災害などの停電時に非常用電源としても使えます。

『スマートメーター』は太陽光発電の発電量や家庭でのエネルギー使用量を計測・表示して【見える化】し、住まう人に省エネルギーを喚起するものです。

【エネルギーの見える化】は非常に重要であり、住まう人の省エネ『意識』が一層拡大致します。

これらを効率的に管理するのが『HEMS』(ヘムス)です。『HEMS』はホーム・エネルギー・マネジメント・システムの略です。太陽光発電・蓄電池・住宅設備
(IH、エコキュートなど)・また、家電のエネルギー消費をIT技術の活用によりネットワークでつなぎ、自動【制御】する技術です。機器の使用量などを制御してエネルギーの消費量を抑えることができます。

スマートハウスとは、住宅で電力を【創り】・【蓄え】、IT技術を使って家庭内のエネルギー消費を最適に【見える化】・【制御】し、光熱費ゼロを目標とした住宅なんです。

そして、エネルギー効率の高い都市(地域)づくりをめざす「スマートシティ(スマートコミュニティ)」の最小単位としてスマートハウスは注目されています。