2012/08/07 | ブログCM分離発注方式(オープンシステム)

CM分離発注方式とは?その2

『CM分離発注』とは限りなく施主さまの気持ちになって、施主さまと共に家をつくる為の方法です。

新築はもちろん、リフォームにおいて従来のようなハウスメーカーさんや工務店さん、リフォーム会社さんなどの『一括請負業会社』に依頼するのではなく、施主さんが直接『専門工事会社』と契約・発注を行って建築を行う方式です。

私たち設計事務所が施主さまとの契約の元、設計・監理を行いながら、施主さまにとって良きパートナーとしてサポートする仕組みの事です。

中間マージンをカットし『価格の透明化』を行い、結果的にはコストダウンが可能な発注方法です。

●CM分離発注方式のメリット

CM分離発注方式を採用することによって、施主さんと考える人(設計者)とつくる人(職人さん)だけのシンプルな関係が出来上がり、相互の密接なコミュニケーションが図れます。

価格が透明化され、施主さまからみて分かり易くかつ、コストダウンになる事が多い。(工務店を通さないので中間マージンが無い為。)

専門工事業者さんへの発注は設計事務所が主体となり、入札形式をとっているので業者さん同士の良い意味での価格競争がおきます。

施主さまの負担が劇的に増えることはない『施主さん主導の家づくり』『価格の見える家づくり』が達成できます。工事の進捗状況を監理者か確認し、出来高に応じて各業者さんへの支払いを行うので、一括請負において懸念される工事途中での負業者倒産のリスクが軽減されます。

また、設計事務所が現場監理に行く回数が一括請け負い方式の家造りを比べて格段に多くなり、設計を行った者によるきめ細やかな監理が出来、建物のクオリティーの向上が図れます。