お家を建てる時やリフォームする時に、使用する建材や機器類などを施主が自ら購入し、専門工事業者さんに施工・取付を行って頂く事を、施主支給といいます。

建築業界では一般的な意見として、この施主支給について肯定的では御座いません。

その理由を探ると、【機器類の場合、工事によるトラブルなのか機器そのもののトラブルなのか故障した時の責任の所在が解らない】また、【機器などの問題にてトラブルが起きた時、支給した者(施主)が購入先とやりとりする必要がある。(施主に負担がかかる)】といった理由が多いようです。

 

 

 

 

 

 

では、本当にそうなのでしょうか?

実は造り手の都合によって、施主支給が拒まれているのでは無いのでしょうか?

 

トラブルが起きた時の責任の所在については、専門工事業者や工務店が購入した場合でも同じ事が起こり得ると思います。

取付・施工を行った専門工事業者との信頼関係が築けておれば、何も問題無い事です。

また、信頼出来るネットストアー(楽天やアマゾン、価格.comなど)などから購入した物は、特にストレス無く返品や交換を行ってくれます。

※一部、ネットでは詐欺サイトなどが御座いますので、注意下さい!

 

 

 

 

 

 

また、工藤住環境設計室がお願いしています、専門工事業者さん(電気屋さんや水道屋さんなど)は、施主支給品施工取付を心良く受け入れて頂いております。

場合によっては、高額な機器(レンジフード)などは、施主支給して欲しいとの要望が出る事が御座います。(立替え費用が発生する為)

 

では、何故建築業界では施主支給について否定的なのでしょうか?

 

答えは2つ考えられます。

 

1つは施工期日までに施主に材料や機器を購入してもらい、それらを確認する作業が面倒だからです。

工藤住環境設計室でもこの作業を行っておりますが、確かに一つの業務としてのボリュームが御座います。

しかし、施主支給はCM分離発注方式の醍醐味でも御座いますので、工藤住環境設計室の場合ではCM分離発注マネージメント費用の中に、この業務を含んでおります。

 

 

 

 

 

 

もう一つは施工者が材料や機器を施主へ提供する事で、利益が発生するからです。

建設業や設計事務所は、小売業では御座いません。

本来の施工技術や設計監理能力に対しての報酬を頂く事に専念するべきだと考えています。

 

実際、多くの専門工事業者さん(電気屋さんや水道さん、タイル屋さんなど)は機器や材料で利益を出そうと考えている方は少ないです。

職人としての技術に対する報酬が利益といった考え方を持った方が多いです。

 

 

皆さま、積極的に施主支給をしませんか?

 

P.S. 工藤住環境設計室で施主支給する主なもの【タイル、インターホン、照明器具、紙巻器・タオル掛けなどの金物、レンジフード、水栓や洗面ボールなど(造作洗面の場合)】

 

【株式会社 工藤住環境設計室 一級建築士事務所】
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