工藤住環境設計室の工藤です。今回は太陽熱温水器についてお話させて頂きます。

太陽熱温水器のご説明をする前に、住宅におけるエネルギー消費の内訳をお話致します。

この表は、工藤住環境設計室にて設計を行い、今年の8月に完成した木造一戸建て住宅のエネルギー計算結果の一部です。

当該住宅は今回建てた建物のです。

省エネ基準住宅とは2020年に義務化される国の基準の住宅です。

低炭素住宅は義務化される基準より少し環境性能が良い住宅です。

当該住宅は断熱・気密性能が良いので、省エネ基準住宅と較べて、暖冷房の光熱費が極めて少なくなっております。

換気についても熱交換型換気を採用していますので、基準住宅の半分程度。

照明も全てLED化している為、半分以下です。

十分な省エネ住宅なのですが・・・。

注目して頂きたいのが、給湯エネルギーです。

当該住宅は省エネ基準住宅や低炭素住宅と較べて少ないものの、大幅な省エネとはなっておりません。

高効率ガス給湯器(エコジョーズ)を採用していますが、あまり消費エネルギーを減らす事が出来ません。

また、使用エネルギー量や金額が、その他の項目と較べて極めて高いところにも注目です。

重要なのは【住宅の消費エネルギーの中で、給湯エネルギーはとても多い】事です。

給湯エネルギーが、一番エネルギーを消費しているとは、意外だったのではないでしょうか。

(表のエネルギー価格は年間の金額です。)

 

そこで登場するのが太陽熱温水器です。

太陽熱温水器と聞くと、昔に屋根の上に乗っていた温水器を想像されると思います。

最近の太陽熱温水器と、昔の太陽熱温水器を比べると、基本の仕組みはそれ程変わりは無いです。

しかし、最近では一戸建て住宅用の太陽熱を集熱する部分が真空管で出来た太陽熱温水器が御座います。

この真空管式の太陽熱温水器は冬でも外気温の影響を受けにくく、温水をつくる事が出来ます。

真空管式の太陽熱温水器を使う事により、年間を通して給湯エネルギーの消費を抑える事が出来ます。

 

現在、堺市にて設計中の建物には、この太陽熱温水器を設置する計画です。

太陽熱温水器本体+設置費用を含めて約40万円程度です。

配管部材やバルブ類などを工藤住環境設計室にて設備設計を行えば、もっとコストを抑えて太陽熱温水器を設置する事が出来ると思います。

工藤住環境設計室では、設置可能な場所があるのであれば、積極的に太陽熱温水器を採用していきたいと思います。

 

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